中国本土に行ってきたよ。

初海外。
初中国。
仕事柄、本社が中国の青島にありまして、忘年会に誘われてほぼ観光客として二泊三日で行ってきた。
お国がお国だけに、若干ビクビクしながらw
パスポート取得するのに、日本国が発行してくれるのに無料じゃないんだ?って1万円以上かかるのに驚いたけど。
免許証持ってないから、これからは身分証明代わりに使えるね。
言っておきますが、ワタシニホンゴシカ話セナイ。
漢字ならある程度理解は出来るようになったけど、読メナイ。。
現地の日本語出来る社員さん頼りです。
「谢谢」(シェーシェー)と「OK」(オーキィ)さえ言えていればなんとかなった。
谢谢とbye-byeとOKは本社の人との会話でよく耳に聞いてるので見よう見まねで話せば通じたね。

【事前準備】
一番の不安要素は電気系統の問題。
ネットで調べたら、
■中国はタイプCのコンセント
■最近は日本製品を使う人が増えているので日本タイプのコンセントにも対応してることが多い
■中国の電圧は220Vなので日本製品の100Vは対応しない
■最近の充電器とかは220V対応していたりするので変換プラグで十分
というわけで、悩み迷ってヨドバシで安い変圧器を買いました。

日章工業「変圧器 ダウントランス」
品番:TP-822
これならCタイプの差し込み口なので変換プラグだけ買うより一石二鳥。
この変圧器は30Wまで、つまり携帯電話の充電程度しか使えないということ。
持って行こうとしていた充電器はファッションセンターももクロでしまむらとコラボしたUSB充電器。
こいつ240Vまで対応しやがる!変圧器いらなかった!
最近故障して買い替えたヘアーアイロンは220Vまで対応してたので、変換も変圧もいらなかった。
そして問題はドライヤー。
うちの教祖様がCMしてる職業風でお馴染みのMonster(初代タイプ1200W)使ってるんですが、100Vしか対応せず。
■ドライヤーは1200Wと高めのものもあり、変圧器対応しないから220V対応のもを新たに買った方が安上がり
という情報もあり、ビックカメラで様子を見てみる事に。
そもそも、高機能なパナソニックとか金額も高めの製品は100Vまでが殆どというのはわかった。
海外対応と謳っている製品は安いものが多く、ナノイオン系はない。
種類も多くてどれにしようか、これも迷ったんだけどネットの口コミとか調べながら、結果こちらになりました。

テスコム「ヘアードライヤー」
品番:BI14-K
ビックカメラで税込み2040円、ポイント使ったのでお得に買えました。
買って家で開封してから気づいたんだけど、Cタイプの変換プラグが付属されてました。
毛量の多い私が使ってみてMonsterがいかに時短で最強なのか実感したw
アイロンはちなみにこちら使ってます。

小泉成器「ヴィダルサスーン ストレートアイロン」
品番:VSI-1004/PJ
Monsterでおなじみの小泉さんが作ってたのは知らなかった。
結果的に言うと、コンセントが日本式対応してたから変圧器は必要なくはなかったんだけど、充電器の方が高熱発してたので念の為、変圧器使ったら熱が収まったから必要といえば必要なのかも。
元々の充電器が安物だし問題あっただけなのかもしらんけど。

さて、出国まではよかった。
入国には入国カード記入して指紋採られるんだけど、指がカッサカサなのか指紋がなかなか取れなくて、審査してくれる人も頑張って指押さえてくれて、なんとかなって、審査の人ほんと谢谢你m(_ _)m
ここ通過して荷物引き取りに行ったら自分のしか残ってなかったよwぽつーんと1つだけ回ってたw
出口付近には検査機が置いてあるんだけど、チェックする人が誰もない状況でみんな律儀に荷物通していて、取り合えず見よう見まねで通してはみたんだけど、出国の時に関空でコンバースの靴も通しているので、なんか・・・これいいの?みたいな感じで出て来たよw
事前に調べてはいたけど、青島国際空港は写真撮影禁止で看板もあります。
スパイ容疑で拘束されたくなかったら、守りましょう。
海外ローミングですが、auのローミング使う事にしました。
会社の人とはWeChatで連絡してるからいいとしても、LINE使えない、ネット検索も制限されたら、現地で調べたい時どうすりゃいいんだよ!って。
レンタルWi-Fiも現地の規制に関わるらしいので、ここはやはりキャリアのローミングが最強です。
現地着いてからすぐは認識しないので、5~10分程度は待ってから設定が必要のようです。
auのサイトが不親切すぎて、やっぱり使えなかった?!って焦ったけど。
【auの海外ローミング条件】
データチャージに加入していること(デジラアプリのチャージが可能なプラン)。
アプリ「世界データ定額」をGoogle playからインストールし、日本国内で設定を済ませておくこと(auIDをログインするだけ)。
現地で本体のローミング系設定を全てオンにして世界データ定額を起動して国名が出たら「使う」で使用できます。
24時で切り替わるのではなく、利用開始の時間からカウントされます。
自動で2日目が開始されず、利用開始から24時間後は再度利用設定が必要です。

China Mobile-KDDIになってる。
LINEもできるぜ!Googleの検索も余裕でできるぜ!
通知欄見てもらったらわかると思うけど、つべ動画twitterインスタの通知もバリバリ届くぜ!
auSTAR会員なので1日分無料だぜ!
噂には聞いていたけど、中国は本当に電子マネーの国です。
ホテルの決済も電子マネー、タクシーの決済も電子マネー。
全部会社払いだけどね。
本社で社長と社員さんと挨拶した後、暫くホテルでゆっくりしてました。

噂で聞いてたけどテレビのチャンネル多すぎ。
ダヴのCMが流れたりヤクルトのCMは親近感。
ホテルのWi-Fiを試しに接続してみましたが、twitterはクライアント経由であっても接続できない、youtubeも接続できなかったです。

au回線は1日24MBの規制で、どのくらいの通信量なのかわからないのが辛い。
最近はまってる超人気声優のゲーム実況動画を4本見ましたが、規制にならずに1日分終了しました。

【中国のトイレ事情に直面】
これも噂には聞いていたけど、日本のトイレにトイレットペーパーを便器に流すような中国人向けの注意書きを見た事もあり、トイレットペーパーは便器に流さないと思っていたのですが、癖・生活習慣って怖いね。
今のトイレはペーパー流せなくはないです。
けど、流せる量が日本人には異常と思います。
トイレットペーパー:ダブルだけど硬い、切り取り線の間隔が短い、流せる量が切り取り線2~3枚。
ホテルも空港もトイレ事情は同じでした。
会社に至ってはテナントで入ってるんだけど、トイレットペーパーが常備されていないので、ティッシュ持参。
便器もホテル以外は洋式じゃなく日本で言う和式が多い・・・。
お土産買いたかったんだけど、電子マネーでほぼ成り立ってるから、ショッピングモールのスーパーへ行ったら鞄をロッカーに預けろと警備員に言われ、携帯電話1つで買い物を強制させられている感じ。
レジはセルフで決済も携帯電話、出口にいる店員さんにレシートと中身が合っているか見せるだけ。
どこの店員さんも暇な時は携帯電話を見てる、歩きスマホも多い、でも道路は汚いと聞いていたけど、日本と変わらないというか日本以上にガム1つこびりついてない。
けど、車の入り乱れはすさまじい。
クラクションは至る所で鳴ってるし、歩行者の道路横断は日常茶飯事、私が青島に居て自転車は1台も見てない、ただし信号はちゃんと守ってる。
この入り乱れる交通量は日本じゃ怖いかも。

1日目は飲食店でごちそうになりました。
お店の方からなぜか、日本人がもてなされているのを知っていてかお土産いただきました。

色々入ってました、忙しくてまだ食べられていません。
観光スポットには連れて行っていただきました。
海にも行きました。
北京オリンピックの会場を遠目では見ました。
五輪マーク五輪マーク!

観光スポットでの撮影は要注意です
ポリスの車が必ず1台止まっています
日本で報道されるスパイ容疑で拘束される理由がなんとなくわかった。
忘年会は本場のリアルターンテーブルを堪能しました。

本場の北京ダック!!北京ダック!!
日本との違いというか、日本は上司が飲め飲めって圧と断れない関係を利用して強制する事が多いけど、中国は挨拶の仕来りが強いので、どちらかというと上司が勧める事はなく、その代わり?乾杯が多いです。
お疲れ様=乾杯をすると1杯グビっと一気飲み。
でも日本みたいにジョッキではなくワイングラスなので量が可愛いもんです。
日本の生は私には苦くて無理なんだけど、青島ビール(純生)は美味しかった!
お土産にして買って帰ったぐらい美味しかった!
酔う人は酔う、吐く人は吐く、これどこの国も共通w
中でもビックリだったのは、お酒を会場に持ち込んでいました。
ワインも焼酎もビール瓶も持ち込み。
芸をしたり、ということはなく、みんなでワイワイ楽しいことしてました。
言葉が通じなくても楽しい時は楽しいもんですね。
羊の肉、蛙の肉、兎の肉、堪能しました。
鳩は出なかったよ。

青島空港でのチェックインは関空と違ってかなりわかりづらく、要注意が必要だけど、まぁこれがわかったので2回目があったなら次は平気。
自分の不手際とは言え思い出したくもないので書かない。
東方航空の職員さん、翻訳使いながら感謝しきれないぐらい本当にお世話になった。
青島空港で出国に手荷物を検査機に通すのは一緒なんだけど、日本以上に時間がかかる。
人の検査も関空だと機械を通るだけなのに、人で行うのでこれも時間かかる。
乗る目的の飛行機にはバス移動なんだけど、このバスも乗車時間が決まっている。
なので検査通った後にお土産買おうと思うなら、チェックインも荷物多い人が多すぎて日本より時間かかるし、かなり時間には余裕を持って行くことをオススメします。
あと、山東航空と東方航空は乗っちゃうと日本語出来る人いません、これしんどかったけど行きは隣の人が日本人だったので助かりましたありがとうございました。
(帰りは慣れたもんでしたがなぜか行きと同じCAさんだった偶然は凄い)